ダイエットの食事制限、どこから減らす?
続く人がやっている削る順番3つ

ダイエットの食事制限をどこから減らすか、削る順番のコツ
監修者

高山 大輝Daiki Takayama

『 新しい自分へ 』

完全個室マンツーマンで、運動初心者・ジム通いに挫折経験のある方を中心に、トレーニング・食事・生活習慣をトータル設計しています。

RE:NEW personal gym 烏丸御池の高山です。

「ダイエットで食事制限しようと思うけど、結局どこから減らせばいいの?」

これ、体験に来られた方から本当によく聞かれます。
ネットを開けば「コツ8選」「ポイント9つ」が並んでいて、全部やろうとして初日で疲れてしまう。

食事制限のコツは、増やすほど続きません。決めるのは「削る順番」ひとつだけでいい。


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まず、減らす量を決める。ここを間違える人が一番多い

順番の前に、量の話をさせてください。

体脂肪を1kg落とすのに必要なエネルギーは、おおよそ7,200kcalと言われています。

1日500kcal減らせたとして、1kg落ちるのに2週間ちょっと。
つまりひと月に1〜2kgが、体に無理のないペースです。

ここで「じゃあ1日1,000kcal減らせば倍速では」と考えたくなる。
これが一番の遠回りになります。

目安として、1日の摂取カロリーは基礎代謝を下回らないように。成人男性でおよそ1,500kcal、成人女性でおよそ1,200kcalが基礎代謝の目安です。ここを割り込む食事を続けると、体は省エネモードに切り替わり、筋肉を削ってエネルギーにし始めます。

減ったのは脂肪じゃなくて、あなたの代謝だった。
そういう落ち方をした人が、数ヶ月後に戻ってきます。

✅ 「減らす量は1日300〜500kcalまで」 — それ以上削ると一時的には落ちますが、続かずに戻りやすくなります。

削る順番① 最初に消すのは「飲みもの」

減らす量が決まったら、どこから300〜500kcalを作るか。

最初に見るのは、食事じゃなく飲みものです。

甘いカフェラテ、加糖の炭酸、スポーツドリンク、そしてお酒。
これらは飲んでも「食べた」という満腹感がほとんど残りません。

おにぎり1個分のカロリーを、記憶に残らない形で摂っている。
だから真っ先に削っても、つらさをほぼ感じないんです。

ここを水・お茶・ブラックコーヒーに替えるだけで、人によっては1日200〜300kcalが自然に消えます。食事に一切手をつけずに、です。


削る順番② 間食は「やめる」んじゃなく「入れ替える」

次が間食。ここでほとんどの人がつまずきます。

お菓子をゼロにしようとして、3日目の夜に袋ごといってしまう。
現場で見ていて、圧倒的に多いパターンです。

間食はやめるのではなく、中身を入れ替える。

続かない削り方

間食を完全にゼロ

我慢が積み上がる。
夕食前に空腹がピークになり、
結局その日の合計は増える。

続く削り方

量を決めて置き換える

素焼きナッツなら10粒まで、
ヨーグルト・チーズ・ゆで卵など。
「食べていい枠」があると崩れにくい。

脂質は1gで9kcalと、三大栄養素の中でいちばん高い。
だから揚げ物系のスナックを1つ外すだけで、数字はしっかり動きます。


削る順番③ 主食は最後。しかも「2割」だけ

ご飯を少なめによそった一汁三菜の食卓。主食は最後に2割だけ減らす
ご飯を少なめによそった一汁三菜の食卓。主食は最後に2割だけ減らす

ここまで削って、まだ足りなければ主食に手をつけます。

ポイントは、抜くのではなく2割減らすこと。

ご飯茶碗1杯を8分目にする。麺を大盛りにしない。
その程度で十分です。

糖質を極端にカットすると、力が出ない・便が止まる・頭が重い、が一気に来ます。糖質制限をするとしても、1日70〜130g程度にとどめるのが現実的なラインです。

もうひとつ、量より先に種類を変える手もあります。
白米を玄米やもち麦に、パンをオートミールに。消化がゆっくりな分、同じ量でも腹持ちが違います。


逆に、絶対に削ってはいけない2つ

ここが今日いちばん伝えたいところです。

カロリーを削るとき、多くの人がたんぱく質と食事回数まで一緒に削ってしまう。
これをやると、体重は落ちても体は緩みます。

📋 制限中でも死守する2つ

1. たんぱく質
目安は体重1kgあたり1.0〜1.5g。体重60kgなら1日60〜90g。
→ 1食で20g前後(肉・魚なら100g、卵なら2個+α)を3回に分ける

2. 食事の回数
1食抜くと空腹時間が伸び、次の食事で一気に食べてしまう。
→ 減らすのは1食あたりの量。回数は3回のまま動かさない

「朝はコーヒーだけ」で始めた人が、夜に止まらなくなる。
これは意志の問題ではなく、空腹時間の設計ミスです。


カロリーを変えずに効く、食事制限のコツ3つ

同じ献立でも、食べ方だけで結果が変わります。
削る量を増やす前に、まずこちらを。

①野菜・汁物から食べ始める
食物繊維が先に入ると、そのあとの糖の吸収がゆるやかになります。

②20分かけて、一口30回
満腹の信号が届くまでにおよそ20分かかる。かき込むと、届く前に食べ終わってしまいます。

③夕食は就寝の2〜3時間前まで
寝る直前に食べると、消化が終わらないまま横になり、睡眠の質まで落ちます。

この3つは、摂取カロリーを1kcalも変えずにできる。
それでいて「食べすぎた」の回数が確実に減ります。


減らせる人より、戻せる人が勝ちます

正直に言うと、1週間だけ完璧にやるのは誰でもできます。

難しいのは、食べすぎた翌日です。

飲み会があった。旅行に行った。仕事が立て込んで菓子パンで済ませた。
そこで「もう無理だ」とやめてしまう人と、翌朝から何事もなかったように戻す人がいます。

2ヶ月後に別人になっているのは、後者です。
1日崩れても、次の1食で戻せばいい。それだけの話なんです。

体重計の数字が動き出すのは、だいたい2〜3週間あと。
見た目が変わったと言われるのは、2〜3ヶ月あと。

その日まで、削りすぎずに残っていてください。

この記事のまとめ

✅ 減らす量は1日300〜500kcalまで。基礎代謝(男性約1,500・女性約1,200kcal)を下回らない
✅ 削る順番は「飲みもの → 間食の中身 → 主食を2割」。この順なら我慢が最小で済む
✅ 間食はゼロにせず入れ替える。枠を決めたほうが崩れにくい
✅ たんぱく質(体重×1.0〜1.5g)と1日3食は、制限中でも削らない
✅ 野菜から・20分かけて・就寝2〜3時間前まで。この3つはカロリーを変えずに効く


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